私と君の確かな出来事
*気をつけてくれ ~一流Side~
国北 一流、17歳。
職業は学生で、高校2年生。バスケ部所属。
家族は父と母と多分……姉か妹がいる。
好きな食べ物はエビフライだった気がする。以前どっかの食堂の前を通った時、いいニオイに反応したから。
自分のプロフィールなのに途中から曖昧になっているのは、記憶が殆ど無いから。
だけどオレが失ったものは、記憶だけじゃない。
オレは生身の体も失い、死者として、幽霊としてこの世をさ迷っている真っ最中。
誰にも気がついて貰えず、物にも触れないという事実に絶望していたオレを救ってくれたのは…1人の女の子だった。
職業は学生で、高校2年生。バスケ部所属。
家族は父と母と多分……姉か妹がいる。
好きな食べ物はエビフライだった気がする。以前どっかの食堂の前を通った時、いいニオイに反応したから。
自分のプロフィールなのに途中から曖昧になっているのは、記憶が殆ど無いから。
だけどオレが失ったものは、記憶だけじゃない。
オレは生身の体も失い、死者として、幽霊としてこの世をさ迷っている真っ最中。
誰にも気がついて貰えず、物にも触れないという事実に絶望していたオレを救ってくれたのは…1人の女の子だった。