私と君の確かな出来事
本当なら飛び蹴りでもしたい所だけれど、生憎人間にはどうやっても触れないんでね!!


「蕾に触んな!不良共っ!!」


ビュンッ!と石を目の前の緑髪男に投げつけると、見事に胸元に命中。


「ウワイッテェ!!」


緑髪男が痛さのせいで、蕾の腕を離した。


青髪男ともう1人、茶髪の男は空飛ぶ石にビビって目をパチクリしながらフリーズ状態。


その隙をついて、2人にも石をブン投げてやった。


「「ウワァァァ!!」」


「蕾、逃げるぞ!」


「えっ!?」


3人組がパニックになっている内に、蕾を引っ張って脱出に成功する。
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