私と君の確かな出来事
この子の名前は鍋内 梓灯《なべうち あずひ》。
私とは小・中・高ずっと一緒で、スッと高く鼻筋が通った外人さんみたいな鼻がトレードマークの、私の1番の親友だ。
「梓灯…それまだ10代だから許されるけど、もっと歳いってたら引かれるよ」
一方そう言いながら若干引き気味な私は、堺 蕾《さかい つぼみ》。
梓灯と比べたら全然平凡顔の、ただのしがない女子高生である。
「いや、引かれるよって蕾すでに引いてるよね?お願いだから引かないでよ!悲しくなるじゃん!!」
私の引き具合を敏感に察知した梓灯が、何やら慌て始める。
私とは小・中・高ずっと一緒で、スッと高く鼻筋が通った外人さんみたいな鼻がトレードマークの、私の1番の親友だ。
「梓灯…それまだ10代だから許されるけど、もっと歳いってたら引かれるよ」
一方そう言いながら若干引き気味な私は、堺 蕾《さかい つぼみ》。
梓灯と比べたら全然平凡顔の、ただのしがない女子高生である。
「いや、引かれるよって蕾すでに引いてるよね?お願いだから引かないでよ!悲しくなるじゃん!!」
私の引き具合を敏感に察知した梓灯が、何やら慌て始める。