私と君の確かな出来事
だけど私、髪の毛切ったとかメイクの仕方変えたとか、そういう事してないんだけど……


「気のせいじゃない?私雰囲気変わる様な事、何にもしてないもの」


おばさんがいれてくれたピーチジュースのコップに手を添えて答えるも、梓灯はフルフルと頭を横に振った。


「いーや、変わった!前はどっちかと言うとカワイイって感じだったけど、キレイになったよね!!」


ビシッ!と指を指されて宣言されて、危うくお菓子を噴き出してしまう所だった。


「な、何バカな事言ってるのよ梓灯っ!!私はカワイくもなければ、キレイでもないってばぁっ!!」
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