私と君の確かな出来事
「そうだったんだ~~~!!郁史もやるねぇ!!ステキーーーッ」


あっ、そういえばあの日ってあの後保健室から戻って来た梓灯が、少し顔赤かったっけ!


あれは郁史にドキドキしてたからだったのね!!


「って事はもう殆ど1年好きって事かぁ。梓灯って外見だけ見たら美人で恋多き女ってイメージだけど、郁史の事本当に好きなんだね♪」


一途っていいなぁ……私もこれだけ一途に思ってくれる人に出会いたい!!


ハァ~~~ッと目をキラキラさせていた私は、梓灯が私の言葉に発熱したかの様に赤面して俯いていた事等、全く気がついていなかった。
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