私と君の確かな出来事
にしても…よ~~く見てみると、一流って肌キレイ……


マツゲも長いし、体を丸めて寝ててまるで純真無垢な赤ちゃんを見ている様な気分になってくる。


“いとおしい”


なんか私…今、無性に一流に触れたい。


ギュ~~ッと抱きしめたくなって手を伸ばしかけた時、一流から「ん……」と微かな声が漏れた。


「アレ…?蕾帰って来たんだ」


「………ッ!!」


目を擦って起き上がった一流が勘づく前に、慌てて手を引っ込めた。


あ、危な…私何考えてた……?


自分がスッゴイ事考えてた事に気づいて、心臓がバクバクと跳ね上がってる。
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