私と君の確かな出来事
*否定された恋心
「姉ちゃん、なんでそんなにニコニコしてるの?」
「えっ?」
午後5時、リビングのソファーで本を読んでいた私に、今日もゲーム中の斎が訝しげな目線を向けていた。
さっきまでテレビ画面しか見てなかったハズなのに、ハテナを飛ばしてマヌケな返事をした姉を更に変なものを見るかの様な目で見る弟。
「オレ明日友達と遊ぶから昼飯いらないって何回も言ったの、聞こえてた?」
「えっ!?そんな事言ってた?」
私がビックリした反応をとると、斎は思いきり引きつり笑いをした。
「どうしたんだよ姉ちゃん…夏休み開始がそんなに嬉しいワケ?」
「えっ?」
午後5時、リビングのソファーで本を読んでいた私に、今日もゲーム中の斎が訝しげな目線を向けていた。
さっきまでテレビ画面しか見てなかったハズなのに、ハテナを飛ばしてマヌケな返事をした姉を更に変なものを見るかの様な目で見る弟。
「オレ明日友達と遊ぶから昼飯いらないって何回も言ったの、聞こえてた?」
「えっ!?そんな事言ってた?」
私がビックリした反応をとると、斎は思いきり引きつり笑いをした。
「どうしたんだよ姉ちゃん…夏休み開始がそんなに嬉しいワケ?」