私と君の確かな出来事
「例えオレ達が恋人同士になったって、将来結婚も出来ないし出産も育児もさせてやれないんだぞ?女性の憧れを3つも蕾から奪うなんて、オレには耐えきれない……」
とうとう我慢の限界がきて、オレの目からも涙が溢れ落ちた。
涙はツーーッと頬を伝い、静かに遊具のコンクリート製の床に落ちる。
その涙の跡さえ無いんだから、オレには蕾を幸せに出来る未来なんか見えない。
「実を言うと記憶ももう大部分が戻って来てるんだ。もっと人生楽しみたかったって言ったけど、オレは生きてる時も幸せだった」
家族や友達に囲まれて、楽しく生きてた人間時代。
とうとう我慢の限界がきて、オレの目からも涙が溢れ落ちた。
涙はツーーッと頬を伝い、静かに遊具のコンクリート製の床に落ちる。
その涙の跡さえ無いんだから、オレには蕾を幸せに出来る未来なんか見えない。
「実を言うと記憶ももう大部分が戻って来てるんだ。もっと人生楽しみたかったって言ったけど、オレは生きてる時も幸せだった」
家族や友達に囲まれて、楽しく生きてた人間時代。