私と君の確かな出来事
――――シーン…


な、何なの、この気マズイ空気は……


ここは私の家なのに、居心地の悪さがハンパ無いんですけど…………


「とりあえず皆、座って……」


重苦しい空気に耐えきれなくなった私は、3人を部屋の中に誘導。


部屋の真ん中に置いてあるテーブルを囲む様に、皆で座った。


「あの……梓灯と郁史は分かるけど、どうして我孫子さんが私の家を?」


一瞬間が空いたが、まず私が我孫子さんに向かって話しかけた。


梓灯と郁史はうちに遊びに来た事何回もあるけれど、我孫子さんが来たのはクラスメイトと言えども初めて。
< 265 / 325 >

この作品をシェア

pagetop