私と君の確かな出来事
イエローの小さい花柄が特徴的なキャミワンピを手に取ると、一流がビックリした様な顔をしてキャミワンピを見ている。


「ダメ。露出度高過ぎ」


「ええ~~、今時の女子高生の中じゃ、これ位普通だよ?」


「それでもダメ」


「ブ~~~…」


父親みたいな事を言ってくる一流に押され、仕方なく洋服を棚に戻した。


カワイかったのになぁ、あのキャミワンピ……


「んっ?」


ふと視線を感じて、視線が送られて来ている方に顔を向けると、20代前半位の女性2人組を発見。


2人はなぜか訝しげにこちらを見て、ヒソヒソ話していた。
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