私と君の確かな出来事
“楽しい事はいい事”って……確か私と一流が出会った頃、私が一流に言った言葉だ。


言ったのはたった1度きりなのに、一流ったら覚えててくれたんだね………


―――グ~~~ッ


「キャッ……///」


ポワン…と温かい気持ちに包まれていると、お腹が鳴ってしまって慌てて両手で隠す。


聞…聞こえてないよね……?


「蕾お腹減ったの?確かにもうすぐお昼だもんなぁーー」


「イヤァァァ!聞こえてたの~~~~!?」


信じられない!一応私女の子なのに!!最悪!!


「穴があったら入りたい……」


「クッ……アハハハ」
< 289 / 325 >

この作品をシェア

pagetop