私と君の確かな出来事
季節は、もう立派な秋。


一流が成仏してから、2ヶ月が経っていた。


『蕾…大丈夫?』


『よく頑張ったよ、お前は』


『堺さん……お疲れ様』


『フッ……皆………』


あの後、私は1人で帰宅。


部屋で泣いていると、梓灯達が3人でまた堺家にやって来た。


どうやら秋の霊感は相当なレベルらしく、胸騒ぎを感じた秋が梓灯と郁史に連絡してうちに。


一流が成仏した事を告げると3人共驚いていたけど、皆その日は泊まってまで私の傍にいてくれたんだ。


で、色々と変化があり、私と梓灯と郁史は我孫子さんを“秋”と呼ぶ事に。
< 302 / 325 >

この作品をシェア

pagetop