私と君の確かな出来事
「オレ、死んでるんです。で、オレの事見えてるの、どうやらアナタだけみたいで………」
…死んでる…?
今この人、自分の事“死んでる”って言った?
えっ?普通死んでたら学校来ないよね?だって死んじゃってるんだもんね?
なのにこの人…えええ??
「何が何だか……全く分かりません……」
普段使わない頭が、更に活動停止状態に陥ってゆく。
「蕾、アンタしっかりしなさい!アンタ誰と喋ってるの!ここには誰もいないわよっ!!」
他人から見たら理解出来ない言動ばかりを繰り返している私にキレたのか、梓灯が腕を振り回した。
…死んでる…?
今この人、自分の事“死んでる”って言った?
えっ?普通死んでたら学校来ないよね?だって死んじゃってるんだもんね?
なのにこの人…えええ??
「何が何だか……全く分かりません……」
普段使わない頭が、更に活動停止状態に陥ってゆく。
「蕾、アンタしっかりしなさい!アンタ誰と喋ってるの!ここには誰もいないわよっ!!」
他人から見たら理解出来ない言動ばかりを繰り返している私にキレたのか、梓灯が腕を振り回した。