私と君の確かな出来事
どうやら私以外には、誰も見えていない。
自分自身で『死んでる』とか言ってる。
で、人の腕がぶつかる事無く体をすり抜けた。
――これらの事実を組み合わせて、導き出される答えはただ1つ。
今私の目の前にいる、この男の子は
ユ ー レ イ だ。
「出、出たぁ~~~~~っ!!」
あり得ない、あり得ない!!
幽霊見ちゃうだなんて、あり得ないぃーーーっ!!
「蕾!?どこ行くの!?」
「オイ!」
私は恐怖のあまり、思いっきりその場から走り出した。
後ろで梓灯と郁史が何か叫んでいる。
自分自身で『死んでる』とか言ってる。
で、人の腕がぶつかる事無く体をすり抜けた。
――これらの事実を組み合わせて、導き出される答えはただ1つ。
今私の目の前にいる、この男の子は
ユ ー レ イ だ。
「出、出たぁ~~~~~っ!!」
あり得ない、あり得ない!!
幽霊見ちゃうだなんて、あり得ないぃーーーっ!!
「蕾!?どこ行くの!?」
「オイ!」
私は恐怖のあまり、思いっきりその場から走り出した。
後ろで梓灯と郁史が何か叫んでいる。