私と君の確かな出来事
私の提案に遠慮していた幽霊も、最後はかなりムリヤリ説得して、承諾。


『じゃあ私の家来なよ』


『ええっ!?』


生前の記憶が殆ど無くて住所が不明な男の子を、私が家に連れて来たんだった……


「おはよう。よく眠れた?」


「ああ、ハイ……ちょっと悶々としたけど……疲れてたみたいで、眠れました………」


ドロボーだ不審者だ騒がないで良かったぁ~~と、ホッとしながら尋ねると、こう言われた。


?なんか真ん中ら辺よく聞こえなかったけど、なんて言ったんだろ?


っつか顔赤い?幽霊でも顔赤くなったり出来るんだ。
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