エースのきみと恋を.
ーーーーー









――そして再開される試合。

さっき余裕そうな顔はしていたものの
やっぱり足首が気になってしまう。







「どーしたの!? ひなたちゃん...?」



いきなり奈乃に呼ばれてハッとした私。

それよりなぜそんなに驚かれているのか...








「そっちこそ、どーしたの?」


「だって...ひなたちゃん泣いてる」






え...
私は、確認するために頬を触った。

そしたらかすかに濡れている指。





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