First Letter〜1年間の夢物語〜
一人葛藤している私とは、うらはらに相原は気にしてないのか、諦めてるのかお弁当をを食べ続けている
多分、後者なんだろうな…
「あ、そうだ。大原さん放課後日誌書くの手伝ってくれる?」
「あ、うんいいよ」
まさか話しかけられるとは思ってもなくて、ぎこちない返事を返した。
「ねえねえー?2人素っ気ないよー?
もっとフレンドリーに!」
「そうだぞ?
昂哉!せめて下の名前で呼びな」
ラブラブしてるわりには、きっちりこっちの話聞いてるんですね…
「なんでいきなり下の名前なんだよ」
「俺はすでに下の名前で呼んでるぞ?」
「あ、確かに呼ばれた」
会話を思いだして納得した様に呟いた