First Letter〜1年間の夢物語〜
その後もいろんなこと話した。
どこ中とか、何部だったかとか…
放課後になる頃には、すっごく仲良くなれた。
「明日から授業も始まるし、日直を決めたいんだけど、俺が勝手に決めるぞ!」
帰りのSHR、担任の言葉に嫌な予感がする。
「明日からの日直は、相原と大原頼むぞ!」
「「やっぱり」」
声が揃う。
隣を見ると、相原もこっちを見ていて、目があった。
「本当息ぴったりだなー
ってことで、明日から頼むぞ!」
「よし、今日はここまで。
気をつけて帰れよー、そんで、明日忘れ物するなよ?」
「「はーい」」
何人かの生徒が返事をし、SHRは終わった。