傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】
永「お前…」



玲真の登場に流星さんも永太さんも驚いてる。



玲「大丈夫、じゃねえ。」




そう言ってあたしとお母さんは玲真によって引き剥がされ、お母さんから玲真の背中に隠れる形となった。



それと同時に刃物も落ちた。




百「…え?」






永「っ…すまん」



玲真の言葉に謝る永太さんと顔を歪ませる流星さん。




あたしには何のことかわからない。





雍「あーあ」





周「母さん…」





よいしょっと言って落ちた刃物を持った。





雍「ほんっと、愛されてるわねえ。気持ち悪いくらいに。吐き気がするわ」


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