傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】
2章










・・目の前には通っている学校の教室の前。







昨日送り迎えを断ったのにまた玲真から朝、送ると言われて全力で拒否をした。





不自然だったかな?







今立っているのは教室の扉の前。







怖いなあ。










百「・・よし」









私は意を決して教室のドアを開けた。







百「おはよー」





「・・・・・」





皆の視線が私に集まった。





そして話し出した。




あたしに聞こえるように。




女「近所のおばちゃん達から聞いたんだけど、百合ちゃんって、・・・お父さん殺したんでしょ?」




女「え~人殺し~!!!怖ーい!!」




女「・・人殺したのによく学校来れるよね。私だったら来ないというか普通来れないよね。」








私が・・お父さんを殺した?






< 29 / 193 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop