傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】
2章
・・目の前には通っている学校の教室の前。
昨日送り迎えを断ったのにまた玲真から朝、送ると言われて全力で拒否をした。
不自然だったかな?
今立っているのは教室の扉の前。
怖いなあ。
百「・・よし」
私は意を決して教室のドアを開けた。
百「おはよー」
「・・・・・」
皆の視線が私に集まった。
そして話し出した。
あたしに聞こえるように。
女「近所のおばちゃん達から聞いたんだけど、百合ちゃんって、・・・お父さん殺したんでしょ?」
女「え~人殺し~!!!怖ーい!!」
女「・・人殺したのによく学校来れるよね。私だったら来ないというか普通来れないよね。」
私が・・お父さんを殺した?