傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】









・・もう、玲真も・・組員の人も知ってるよね。






会いたくない。





もうあたしは、裏切られて心がズタズタだった。








帰るあてもない。






予想以上に走ったのか、





百「・・ここどこ。」






そこは、知らない街だった。





百「う・・うぅ・・」





私はそこにうずくまって泣いた。







頭によみがえるのは、親友だった志桜里の言葉と輝君の言葉。







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