傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】
玲真side
ゾクっ
いきなり、寒気がした。
永「ん?どうした?」
玲「・・いや、なんか寒気がした」
そうか?と頭をかしげる永太。
今は、藤井組の仕事の資料を見ている。
・・なんか胸騒ぎがする。
今日の朝、百合が学校に行く時顔が少し暗かった気がする。
それが関係してるとか?
『次のニュースです。一昨日、殺されたOO社長の白井大地さんの――――』
物騒な世の中だな。と思ってテレビ画面を見ると
その殺された白井大地という人の顔が出た。
永「・・コレ、百合ちゃんに似てね?」
百合に似ている顔が・・そこにあった。