傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】




玲真side







ゾクっ




いきなり、寒気がした。




永「ん?どうした?」




玲「・・いや、なんか寒気がした」




そうか?と頭をかしげる永太。






今は、藤井組の仕事の資料を見ている。





・・なんか胸騒ぎがする。





今日の朝、百合が学校に行く時顔が少し暗かった気がする。




それが関係してるとか?





『次のニュースです。一昨日、殺されたOO社長の白井大地さんの――――』







物騒な世の中だな。と思ってテレビ画面を見ると



その殺された白井大地という人の顔が出た。





永「・・コレ、百合ちゃんに似てね?」




百合に似ている顔が・・そこにあった。





< 37 / 193 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop