傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】
気づけば、公園に来ていた。
此処は、お母さんとお父さんの思い出の場所。
あたしは、ブランコに乗った。
辺りはもう日が沈んで暗かった。
百「っ・・・お母さん・・お父さん・・」
声を押し殺して、涙を流していた。
ブランコの近くにある外灯だけがあたしを照らしていた。
??「・・・お前、誰だ?何故此処に居る?」
声をする方へ向くと、
ある男が立っていた。
百「・・誰?」