傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】
真「ハハ。捨て猫みたいですね。私は、神谷真一 -kamiya shinichi-です。以後お見知りおきを。」
執事のような服、喋り方をしている運転手さん。
年上っぽい。
百「・・・白井百合です。宜しくお願いします・・」
真「あ、敬語は使わなくてもいいですよ。後、私の事は真一とお呼びください。」
と、爽やかに笑う真一さん。
百「・・ありがとう。」
真「いえいえ」
真一さんと会話をしていると、ムス…とした玲真の顔が目に入った。
百「玲真?・・何で不機嫌なの?」
玲「・・別に」
・・もしや、
百「あたしに嫉妬した?真一さんがあたしと喋ってて真一さんと喋れなくて」