傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】
何も答えないあたしを見た流星さんが出よっか。と言って気を使わせてくれた。
この人達はどこまで優しいのだろうか…。
百「ごめんなさい…」
それしか言葉が出なかった。
永「百合ちゃんは悪くないよ。」
ニコッと笑う永太さんは少し…悲しそうだった。
そのまま誠人さん達に挨拶をし、部屋に戻った。
見送ってくれた永太さん達が去ったのと同時に、病室の外で見張りをしている康介を病室の中へと呼んだ。
康「えっえっ、百合さんどうしま…どうしたの?」