傷を負った私を助けたのはヤクザでした。【完】
3章
目覚めた時には外が明るくなり始めていた。
まだ朝6時前…。
でも、世界1のレベルは分からないけど見張りは1秒たりとも劣らない。
凄いけど、今のあたしにとってはダメなんだ。
あたしはここから出たい。
するとコンコンと窓から小さなノックが聞こえた。
百「あ…」
窓を見ると前にあたしに脅迫してきた太った男だった。