恋時雨〜少し待っていてください〜
銀次入社
私の名は銀次である。
職はまだない。
時は2014年9月1日
銀次25歳
何かを始めるのに絶好の機会である。
生まれてこの方、職についたことがない
しかしすでに20代半ば
このままではいけないと思い
求職活動をすることにした。
しかしどのような職についたらいいのかわからない。
パラパラと求人誌を眺めていたら
私の目に飛び込んできたものがあった
「社員食堂は無料で利用できます」
「食堂の目玉はなんといっても黄金米!」
どうやらここの食堂はお米がおいしいことで有名らしい。
お米が好きな私にとって天職だと直感した私はすぐに面接の応募の電話をかけた
さっそく明日面接をしてくれるとのことだったが、スーツを持っていなかったので明後日にしてもらった
面接当日、緊張した私は緊張をほぐそうと
面接会場まで走って行った。
しかし途中で疲れたので途中からバスを利用した。
緊張もほぐれたお陰で無事に面接は終わった。
面接の途中で面接官に言われた言葉が印象に残っていた
「あなたを雇うと弊社にとってどんなメリットがありますか?」
私は少し考えこう答えた
「メリットはよくわかりませんが、食堂の黄金米を一番おいしく食べる自信はあります。
おいしく食べている私の姿を見て周りのみなさんは幸せな気分になり、それが結果として会社の業績をあげるのではないでしょうか?」
完璧だとも思える私の答えに面接官はこう言った
「言っている意味がよくわかりません」
帰りのバスの中でその言葉がこだましたのを覚えている
職はまだない。
時は2014年9月1日
銀次25歳
何かを始めるのに絶好の機会である。
生まれてこの方、職についたことがない
しかしすでに20代半ば
このままではいけないと思い
求職活動をすることにした。
しかしどのような職についたらいいのかわからない。
パラパラと求人誌を眺めていたら
私の目に飛び込んできたものがあった
「社員食堂は無料で利用できます」
「食堂の目玉はなんといっても黄金米!」
どうやらここの食堂はお米がおいしいことで有名らしい。
お米が好きな私にとって天職だと直感した私はすぐに面接の応募の電話をかけた
さっそく明日面接をしてくれるとのことだったが、スーツを持っていなかったので明後日にしてもらった
面接当日、緊張した私は緊張をほぐそうと
面接会場まで走って行った。
しかし途中で疲れたので途中からバスを利用した。
緊張もほぐれたお陰で無事に面接は終わった。
面接の途中で面接官に言われた言葉が印象に残っていた
「あなたを雇うと弊社にとってどんなメリットがありますか?」
私は少し考えこう答えた
「メリットはよくわかりませんが、食堂の黄金米を一番おいしく食べる自信はあります。
おいしく食べている私の姿を見て周りのみなさんは幸せな気分になり、それが結果として会社の業績をあげるのではないでしょうか?」
完璧だとも思える私の答えに面接官はこう言った
「言っている意味がよくわかりません」
帰りのバスの中でその言葉がこだましたのを覚えている