今日も君に翻弄される。
Ⅺ 食べ過ぎにご注意ください
えっと、こんにちは、かな、おはようございます、かな。
おはようございまこんにちこんばんわ、ということで。
わたし、今日は携帯食のおやつを補充しに、和泉くんと最寄りのスーパーに来ています。
「……お菓子って補充するものだっけ」
「するものだよ。一日三つは食べるんだから、ほっておいたらなくなっちゃうよ」
和泉くんがは? という顔をした。
ちなみに和泉くん、
食べるのはやぶさかではないけど食べ過ぎはごめんこうむりたい、らしい。
「嘘でしょ……」
想像しただけで胸焼けしそうだ。
と、形のいい眉を思い切りしかめてみせる。
そこで太るよ、とか言わないあたり和泉くん優しい。
でもほんとだよ。
わたしはぶうぶうと抗った。
だってだって、
十時のおやつに三時のおやつ、小腹が空いたらもぐもぐやってたら、三つなんて軽く超すじゃないか。
「何も同じおやつってわけじゃないんだよ、あめにチョコにクッキー、マカロン、たまに和菓子でローテーションなんだから!」
「……そう」
懸命に語るのだけど、和泉くんの反応はよろしくない。
余計にしわが深まった。
おはようございまこんにちこんばんわ、ということで。
わたし、今日は携帯食のおやつを補充しに、和泉くんと最寄りのスーパーに来ています。
「……お菓子って補充するものだっけ」
「するものだよ。一日三つは食べるんだから、ほっておいたらなくなっちゃうよ」
和泉くんがは? という顔をした。
ちなみに和泉くん、
食べるのはやぶさかではないけど食べ過ぎはごめんこうむりたい、らしい。
「嘘でしょ……」
想像しただけで胸焼けしそうだ。
と、形のいい眉を思い切りしかめてみせる。
そこで太るよ、とか言わないあたり和泉くん優しい。
でもほんとだよ。
わたしはぶうぶうと抗った。
だってだって、
十時のおやつに三時のおやつ、小腹が空いたらもぐもぐやってたら、三つなんて軽く超すじゃないか。
「何も同じおやつってわけじゃないんだよ、あめにチョコにクッキー、マカロン、たまに和菓子でローテーションなんだから!」
「……そう」
懸命に語るのだけど、和泉くんの反応はよろしくない。
余計にしわが深まった。