今日も君に翻弄される。
そんなこんなで。
かなり赤いくせに彼氏様から視線を逸らさない、という奇妙な構図ができてしまった。
「これは論文。……葵」
「う、うん」
「青いんだか赤いんだか、どっちかにしなよ」
呆れた顔の和泉くん。
嘆息なんてしちゃってるけどかっこいいですね和泉くん。
「無理だよー……」
だって恥ずかしいし、でも怖いし、わたしだって動揺しているのだ。
どれだけ勉強に耐性ないんだ、とお考えのそこのあなた。
皆無です。
じゃなきゃ、一生懸命勉強したのに赤点近い点数取ったりしないよ……! 多分。
再度嘆息した和泉くんは、できるだけ端に用紙を置いてくれた。
見ていられなかったらしい。
うう、ごめんなさい。
とてもふがいない。
かなり赤いくせに彼氏様から視線を逸らさない、という奇妙な構図ができてしまった。
「これは論文。……葵」
「う、うん」
「青いんだか赤いんだか、どっちかにしなよ」
呆れた顔の和泉くん。
嘆息なんてしちゃってるけどかっこいいですね和泉くん。
「無理だよー……」
だって恥ずかしいし、でも怖いし、わたしだって動揺しているのだ。
どれだけ勉強に耐性ないんだ、とお考えのそこのあなた。
皆無です。
じゃなきゃ、一生懸命勉強したのに赤点近い点数取ったりしないよ……! 多分。
再度嘆息した和泉くんは、できるだけ端に用紙を置いてくれた。
見ていられなかったらしい。
うう、ごめんなさい。
とてもふがいない。