初恋
第1章 出会い
あなたと出会ったあの夏。
まさかうちがこんな恋するなんて思ってなかった。
高校に入学して、うちにはまだ付き合ってる相手がいた。
「今何ヶ月?」
「んー、4ヵ月?」
そんな会話をクラスの男子によく聞かれてた。
隣のクラスに中学から同じの女子と男子がいる。
「あぁ離れたぁ!うち1人じゃーん…」
「うわぁ本当だ。」
「んまぁドンマイだな笑」
女子はみことと言う。
男子はゆうやと言う。
「ゆうやは別にいーけどみことと離れた…」
「おい笑」
この時はまだめっちゃ仲良かったね。
クラスが離れて3人とも別の友達ができた。
うちとゆうやは他の人も混ぜて遊ぶようになった。てか、誘ってくれた。
みことは時々。
「ひま…」
「今から家くれば?他の人もいるし」
「え、誰。」
極度の人見知りだったうちは、
知らない人とは話したくない遊びたくないって人だった。
「んー、男子。」
「まぢかよ。」
「暇なら来な」
「うん…」
暇だからまぁいっか。
そんなのが何度も続いた。
そして、うちがその時付き合ってる人から聞いた話。
ゆうやが、うちのことを好きということ。
知ってから、遊ぶのがなんか複雑だった。
そして、夏休み入る前その当時の彼氏とは5ヶ月が経っていた。
でも、私はその人に嫌なことをされ嫌いになった。
それがきっかけで夏休み前別れた。
「別れたんだ。」
「別れたよ。」
そんな会話がしばらく続いた。