君の隣




「手伝ってくれたお礼、今度するね!」

そう言いながら急いで図書館を出て侑聖に電話をかける。



『遅い。何やってたの?』


「ごめんね、勉強してた」

『すぐいく』


一方的に切られたから正門で待つことにした。






「里桜ちゃん!」
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