名前を教えてあげる。
「あん、やだ!」
身体を丸め、2つの手のひらを広げて少しでも隠そうと必死になった。
「トラックの運ちゃんが、美緒のエッチな顔に気を取られて事故っちまうとまじいし〜」
哲平は楽しそうに、後部座席に積んであったノルディック柄のブランケットをばさりと、美緒の胸から下に広げた。
「えー、やだこんなところで……
哲平、高速道路でベルト外して自動車学校の教官のくせに、こんなことしていいんですかあ?」
剥き出しになった胸と下半身をブランケットで隠しながら、美緒は自分自身のあられもない姿に赤くなった。
「いいじゃんか。やることねえんだし、教官はもうやめたし」
哲平はニヤリと笑う。
そして、骨張った指が強引に侵入し、美緒の大事な部分を刺激し始める。
「あっ…哲平…嫌だ、外から見られちゃうし」
「左車線走ってりゃ、見えやしねえよ。嫌と言いつつ、もうビショビショじゃん。さすがに挿入無理だから、これで我慢しろよ」
哲平がニヤニヤしがら、指を使う。
「きゃあ!…哲平、意地悪…!」
いきなり、弱い部分を刺激されて、美緒は悲鳴をあげた。
「お前の好きなスポットだろ?」