君を好きになってもいい?



家の前にまた司がいた

「なんでいんのよ」


「ごめん。本当ごめん。」

「だれにいってるの?春菜?私にごめんってなんで謝ってるの?」

「俺美玲が好きだ」


私は頭が回らなくなった

「あたしも好き」

「おれとつきあってくれ」


「でもそれはむり。」

「なんで?なんでだよ。」

「司のそういうところが嫌い。」

「そっか」

私の頬には涙が流れた

「ごめんな。でも前みたいに俺ら戻れるかな?」

「うん、いや。わからないよ。」


司は抱きしめてくれた

「ごめんな」

「私こそごめん。振り回してばっか」

「いつでもまってる」
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