孤独な姫と溺愛王子
ヒトリボッチ
孤独
夜の繁華街。
キラキラ光るネオンに、派手な化粧のお姉さん、酔っ払ったおじさん、いかにもって感じの人達。
そんな騒がしい街を今日も制服姿でフラフラと彷徨うあたし。
「お嬢ちゃん可愛いね。3万でどう?」
そう声を掛けられて振り向くとスーツを着たおじさんが、指を3本立ててこっちを見ていた。
「ーーーいいよ」
そう答えて一緒にホテル街へと向かい、汚くも綺麗でもないホテルへ入る。
「シャワーは浴びるかい?」
「うん」
あたしから先にシャワーを浴び終えベットに座りミネラルウォーターを飲んでいると、シャワーを浴び終わったおじさんが押し倒してくる。