To important friends
いつか聞いたことがある。

海の季節なんかじゃない秋生まれの私がなんで渚なのかって。

その質問に母は、笑いながら
波を受ける砂地があってこその海だろって優孝が言ったのと答えになっているようななっていないような答えを話し始めた。
それを途中から入ってきた父は顔を赤く染めながら聞いている。

そんな赤くなった父が、世間が海ならその波を受けながらお前には成長して行って欲しかったんだと言った。

でも渚まだ大人になるなよ?あんまり早く成長すると俺達が寂しいと言う父に笑えた。
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