To important friends
「ごめんなさいね。今母が外出、していて…。今私しかいないんです。
えっと確か、亮太君ですよね?母から少し話し聞いています。もしかしたら樋山さんから聞いているかもしれませんが、私は、穂積と言います。」と一人の少女が出てきた。

その少女の優しい笑顔と、赤いフレームのメガネ。
淡くピンクに染まった頬。
少し儚げで、可愛いなんて柄にもなく思う自分がいた。

そんな僕の初恋の話。
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