To important friends
「で、美月ちゃんはなんにも思い出さないのー?もう僕は美月ちゃんのこと忘れたことなんて一秒として無いのにひどいなぁ。それに一晩経ったからそろそろ思い出しても……」なんてぷかぷか浮かびながら怒る彼に、あれ?今の人間って空に浮かびながら話するの当たり前だったっけ?なんて冷静になればあり得ないってことに不安にぬる。
もしかしたら母に聞いてみれば答えは出るのかもしれない。でもきっと私が思い出す努力をしなければあいつは怒るんだろうなんて苦笑いする私は結構月人と言う存在に侵食されているらしい。
もしかしたら母に聞いてみれば答えは出るのかもしれない。でもきっと私が思い出す努力をしなければあいつは怒るんだろうなんて苦笑いする私は結構月人と言う存在に侵食されているらしい。