俺様の言う通りにはならない

「…よしっ」


 鏡を見て元気に
 お父さんに心配されないように

‘笑う’

 

 ドタドタと五月蝿く階段を下りる。


「ご飯は?」

 

 お母さんに聞かれて時計を見た

 ご飯を食べる時間は…
 

 無さそうだった




「これ食べながら行きなさいっ」


 うちの様子を見てお母さんが
 おにぎりを投げてくれた

 

 流石!気が利く~ッ


「ありがと!」

 
 弁当を鞄に入れおにぎりを食べながら
 玄関のドアを開け

 


 走って学校に向かった

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