俺様の言う通りにはならない

　不思議に思った瞬間
　うちは優志の方へ腕を引っ張られていた。

　可笑しな事に唇と唇がくっ付いている


　？！？！？！

　頭はひたすらハテナとビックリマークの
　繰り返し

「っは…な、何してんのぉ！！」

　唇同士は、離れて一番言いたかった事を言う
　

　うちは今起きた事に
　頭が混乱しまくっている



「2号さん良く正直に言えました～

　それと今ので全部許してやる」

　ハァ？

「ご褒美で許してやるって言ってんだよ

　ご主人が」


　話について行けない

　ご褒美って‘キス’が？

　許してやるって前の事覚えてんの？

「オーイ大丈夫ですか？

　2号さ～ん」

　・・・・・・・・・・・


「何故キスした！」

「だからご褒美とこの前の続きだ」