俺様の言う通りにはならない

 こ、この前って…

 
 アハッ

 もう無理だ

 ファーストキス奪われて
 意味不明な事言われて

 
 思考回路がぶち切れてコードが
 プラプラ揺れてるよ…
 

「優志って誰にでもそうなの?」

 疑問に思った事がそのまま出る

 もういいや、気にしない
 どうコイツに思われようが気にしなーい


「うーん…内緒」

 優志が微妙な顔で言った。

 何が内緒だこの野郎
 うちには、あんなに聞いといて

 卑怯でしょ
 
 この変態ご主人気取り野郎



「はぁ…受けて立とうじゃないの。

 優志が言う‘ゲーム’ってやつに」


 こうなったら何が何でも好きに
 なってやらない


 こんな奴に惚れてたまるか!!

 
 うちは密かに心に決めたのだ。

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