俺様の言う通りにはならない

 優志はふっと笑って遠退いた


「やっぱキスすんのヤーメタ」


 あっやっぱりキスしようとしてたんだ


 
 うわーっ、危ない危ない

 うちが空気を壊して良かった~

 
 安心の一息をつく


 
 でも優志はその様子を見てチッチッチッと
 舌を鳴らした


「召し使いさん安心すんのはまだ
 早過ぎますよ~

 
 キスし過ぎて慣れられても困るから

 いつでも俺に惚れれるように
 手加減してやってんだよっバーカ」


 優志が意地悪な顔をして舌をベーッ
 
 っと出す

 

「そんな事やられても

 
 惚れませんよーっっだ!」


 負けじとうちも意地悪そうに言ってみる。

 
「さぁ?やってみないとわからねぇよ」




< 48 / 84 >

この作品をシェア

pagetop