俺様の言う通りにはならない

「何よ、悪い?」


 思いっきり睨みながら短く言い放つ


 。。。。。。。。
 

 少しの間沈黙があたりを包む

 それを破ったのは優志の方だった


「お前さ、女子達に何か言われたんだろ?

 俺の何なんだってよ」


 ニヤッともせずにそう言った

 
「当たってる」

 目も合わせずにうちは答える


 優志の方はどうしてるかは解らない


「ゲーム止めるか」

 
「…えっ?」

 思いも寄らない言葉が返って来て
 
 つい顔を上げてしまった



「迷惑だろ?ってそんな事始めから
 解ってたことだな」

 優志は寂しそうに笑って言った

 

 な、何なのさ

 何でそんな顔になんのよ!?こっちの気が
 狂うんですけどっ


< 60 / 84 >

この作品をシェア

pagetop