俺様の言う通りにはならない

 …あれっ?

 痛く…無い??


「お前鈍臭すぎだろ

 しかも嘘付くのも超下手だなオイ」


 真上から声がする

 優志がうちを支えてくれていた


 て言うか嘘って…

「気付いてた?!」

 思わず声に出る
 
 すると優志は呆れたような顔して
 溜め息までついた

「バレバレだバーカ
 何ご主人様に見え見えの嘘付いてんだよ」

 まじか


「なぁ嘘付くって事はそれなりの覚悟が
 お有りなんですよねー

 2号さーん」


 今考えたらこの状況逃げれん…
 ガッチリ肩を掴まれてた事に気付く





< 66 / 84 >

この作品をシェア

pagetop