俺様の言う通りにはならない
「…ああうんそうですね
確かに俺には関係無いですね」
妙にツンとした言い方で
優志はうちを突き放した
何で
うち何も悪い事言ってないし何で
こんな言い方されんでしょうか
もう知らん!
・・・・・・・・・
またまた今日二三度目の沈黙が周りを
包む
「…ゴメン…わりぃ」
沈黙を破ったのは優志だった
しかも
…優志が謝ってる
びっくりしてイライラもぶっ飛んだ
「…関係無いって言われたら
何かイラッときてさ
俺どうしたんだろ
前の召使いじゃこんな事無かったし
まず放課後に会う約束なんてしなかったのに
…俺今日変だな」
急に優志がしゃがんで頭を掻き始める