転校生

私が下を向いていると抱きしめ頭を抱えてくれた


「好きって言ってあげられなくてゴメン」


「…そんな事は良いよ、ただ…また会いたい」


聖也は何かを決心したように力強い言葉で


「きっとまた、この町に帰ってくる…その時は好きって言うから」


「うん」



< 74 / 76 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop