君は私の希望の光
「あら、そー?かわいいと思うけど。あなたはもう少し自信を持つべきね」

「…」

「そーよね。時哉君?起きてるでしょ?検査がいやだからって、寝たふりはいけないわよ」

と看護師が言うと

「何?バレてた?」

「うん、バレバレ、この子に彼女かって聞いた時、赤くなってたでしょ?」

と言う看護師から時哉先輩は目をそらした

「…」

「さぁー、検査よ車椅子に乗って」

「はーい」

「お友達さん、時哉君を連れて来てくれるかな、隣の部屋の人の様子見るようだらか、お願いね」

と返事もしていないのに、病室を出て行った

「じゃ、時哉先輩行きますか?」

「ごめんね」

「そう思うのらな、事故に合わないでください。大した事ないからよかったですけど、私連絡あった時にビックリしたんですよ。もう、これで充分です。」

「ごめん本当に、明日はどこ行く?」

「は!?怪我人が何を言っているですか?
お構い無く、休んでいてください。」

と廊下を歩きながら、話しをしていた

「俺が行きたいの!」

と少し怒りぎみで言われた

「ならなおさらダメ!です」

「じゃ、医者に聞こうよいいか、悪いかを聞いて決めよう」

「いいですよ。」

「澤井時哉くん2番の部屋にどうぞ」

「行こうか?」

「大丈夫だよ、一人で行ける」

と車椅子を立って部屋に入る

二十分後しばらくすると。

「美乃ちゃん終わったよ」

とニコニコになってこっちに来る
私の負けだとその時思った

「なんだって?」

「大丈夫だって、まぁーサイクリングしてたら、車に軽くぶつかって、なのに医者が人工呼吸器を着けるし、治療する時と麻酔使うから、寝てただけだから」

「それで外出許可は?」

「Okだって」

ほら、やっぱりだよ、医者もあまいよなー

「うんならいいけど」

とその後はしゃべって先輩は元気に見送ってくれた

そして次の日
私は時哉先輩の病院に行った

「おはようございます」

「おはよう」

と今日は自分から挨拶が出来た

「美乃ちゃん、これ持ってて」

渡されたのは手紙?

「何ですか?」

「帰ったら見て」

「は、はい」

何だろう?
でも、見ては行けない気がして、バックにしまった

「じゃ、行こう」

と手を引っ張られた
時哉先輩の私服はじめて見たな~意外なセンスしてるな~と思って歩いている

「三番線に○○線が参ります。」

と駅の放送が流れる

「美乃ちゃん行くよ」

「はい」

と電車に乗る

「時哉先輩どこに行くですか?」

「内緒」

と言われるともっと気になる
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