君は私の希望の光
怖かった私はきっと自分を先輩を恨みそうそうで、手紙を先に開いた書いてあったのは

(美乃ちゃんへ
ごめんね、黙ってて、でも心配させたくなかったから、美乃ちゃんと会えて良かったよ、嬉しいかったよ。ありがとう、もう一緒には居られないけど、居られた時間は死んでも宝物だよ。一緒にいられて良かったよ、後ね俺美乃ちゃんが好きだったよ、恋愛的に死んでも忘れないから、少し強くなったね、俺が居なくても強くなってね
後これだけ
ハッビーバースデイ死んでしまう前にあげたかったけど無理だったから、箱を開けてね、早いタンプレだよ。

澤井 時哉より)

と書いたバカ先輩
箱を開けるとブレスレットだった赤い水晶が付いている

「あーーーーーーーー」

泣いた涙が止まらない止まるわけがない

「あーーーーー」

涙と声が止まらない

「先輩ーーーーーーーのバカーーーーー」

大きい声で叫ぶ

あの時もらった手紙を信じていれば、何か変わったかな?
私は最低だ

過去に先輩が居ても、未来には先輩はいない、もう会えない、声も聞けない
と思いながら時哉先輩のくれたブレスレットを握りしめる

この悲しみは過去最高記録だと私は思う。
私は思う。先輩に何かしてあげたかったと私は思う。少しでも先輩のそばに居られたかと、思う事しかできない悔しさ、悲しみこれは先輩が両親を亡くした時と同じだろうか?
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