君は私の希望の光
「ありがとう、先輩」

「うん」

でもこんなの言葉だけだよ先輩私は自分が嫌いなんだよ。もし盾になって死んでも後悔とかはしないよ。
家が近くなる

「私もうそこだから」

「あ、またね。」

「ありがとうございました。」

「うんじゃまた」

と先輩は背を向けて手を振った
私は校内の案内をしてくれた先輩たちを思い出した。ヒソヒソして、悪口言って見たいな、まぁ~私はしょうがないけど
私も先輩に手を振った、先輩はその様子を見て、笑った

感情のなかにある、嬉しさってこれかな?
これならいいのに
もう一人にはなれないだろう

寝る前に先輩の事を考えてみた
優しい+不思議=?
何かな分かんない、人とは難しいな

「もう寝ようなか」

私は変な夢をみた

「先輩起きて!!」

「泣かないで、お願い」

暗い何も見えないけど声は聞こえる
胸が苦しくなる

「美乃様美乃様、どうしました。」

ハッ!と目が覚めた

「少し熱がありますよ、お休みしますか」

「大丈夫だよ」

夢に魘されたから、体温が上がっただけだ
と自分に言い聞かせる

「おはよう」

また、登校の朝がやって来て挨拶の声が日本を響かせる

「おはよう」

ほらまた

「おはようねぇーおはよう」

うるさいな~

「美乃ちゃんおはよう」

え!?

「先輩おはようございます」

「さっきから呼んでるのに」

「すいません。挨拶あまりしたことがなくて、先輩だとは思いませんでした。」

「じゃ、改めておはよう」

とイラズラするような笑顔で言った

「お、おはようございます?」

「なんで戸惑うのアハハハ」

先輩が笑う楽しそうに

「ごめんなさい。下手で」

「合格」

「え?何が」

「挨拶レッスン」

どうしよう、どんな反応すればいいの
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