愛なんていらない。




冷や汗が伝う




頑張れ私



最後まで笑顔で…




「じゃねー……っ湧?」




気付くと、ドアノブに掛けていた腕と逆の腕を掴まれていた




「…どーしたの?」




あくまで、冷静に





「…甘えてられない」



_ビクッ




「はぁ…今日は泊まってけ」




呆れた顔で少しキレ気味な湧がそう言い放った




「どしたの?もう帰らないと、みんなが心配しちゃうよ…」



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