愛なんていらない。
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………………
気がつくとみんなの顔が目の前にあった
「…………」
「あ、陽架李が起きた!」
起きたってことは…寝てた?
「大丈夫!?いきなり倒れたからびっくりしちゃって…」
「あぁ、ごめん。心配かけた」
「なんともないなら良かった…」
あれも久しぶりだったな…
顔もわからない、見たこともない誰かと喋ってるあの感じ
真っ暗で、自分以外は誰もいなくて、孤独を思い知らされる空間
余韻に浸ってると燈に呼ばれた
「なに?」
「ちょっと来い」
「…?」